台湾では6月12日(火)、内政部公式ウェブサイト上にて行われた新版身分証デザイン公開投票の結果、デザイナー・魯少綸氏作の「形 SHAPE」が大賞を受賞。しかしながら同作品がわずか46票しか獲得しておらず、その一方で9万7498票を獲得した林昊翰氏による「嶼民在地」が人気奨となった結果に、ネット上では物議を醸している。
内政部は今年2月、ICチップ付き身分証の新デザイン募集を開始。計1109件のデザインが寄せられた。
大賞を受賞した「形 SHAPE」はネット投票の後、審査員による評定を経て政府関連機関代表が選んだもの。魯少綸氏には賞金12万元が授与され、今後新デザイン制作に関し内政部と直接意見交換を行っていく。
また新デザイン身分証上に「性別」・「婚姻状況」などを記載するか否かの議論が生まれているが、高雄市の市民団体らは記載することを主張し5月に内政部へ申し入れを行った。
(6月12日)