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台北市の林穎孟・市議が10月12日(火)、日本から送られたAZ製ワクチンが、管理ミスにより期限切れとなったうえ、2人に接種されていたことを指摘。柯文哲・市長のワクチン管理ミスを厳しく批判した。これに対し、台北市衛生局は13日(水)緊急記者会見を開き、システムへの登録ミスがあったのみで期限切れのワクチンが接種された事実はないことを説明した。
該当ロットのワクチンは9月7日に台湾へ到着、18日に疾病管理署から台北市衛生局へ贈られ、同日から23日にかけて市内の接種機関へ送付。保存期限は10月3日だったが、8日に大安区の病院で2人に接種したと記録されていた。
衛生局の黄世傑・局長はこれについて、同ロットのワクチンは2日時点ですべて打ち終わっており、2人が接種を受けた病院のスタッフが記録内容の登録作業時に使用したワクチンのロット番号を誤って入力したと説明した。
なお接種された2人に健康被害などは出ていないという。
(10月13日)