台北市の迪化街で1月28日(木)から2月10日(水)に行われる年越し用品市「年貨大街」について、台北市政府は飲食ブースの出店と試食品の提供を禁止とする方針を発表した。
「年貨大街」は毎年旧正月を前に行われる恒例の年越し市で、菓子や乾物など食品や正月飾りのブースが多数出店、例年で5万人以上が訪れる。市政府では衛生局や環境保護局、商業處らと合同で出店者への説明会を実施したが、出店者らからは「試食を禁止すれば売り上げに影響が出る」など不満の声が挙がっている。
また台中市の天津、一中、逢甲市場でも年貨大街が行われるが、同様に試食を禁止。南投縣の草屯鎮では飲食ブースに座席を設けないとした。
(1月7日)