台湾政府が推し進めるクーポン「振興券」のネット予約が7月1日(水)、スタート。同日10時半までに予約者数が36万人を突破したことがわかった。
クーポンは新型コロナウイルスの影響で冷え込んだ経済救済策として台湾政府が推し進めるもので、1000元を支払うと3000元分が得られる。チケット型のハードコピー版のほか、クレジットカードや電子マネーにも対応している。
クーポンはセブン―イレブン、ファミリーマート、ハイライフ、OKマートのコンビニ4店にて店内端末から予約と支払いが可能。また全聯、美聯社、屈臣氏、康是美でも対応し、各店の実店舗やネットショップで使用できるクーポンをプラスしている。
国内の各銀行では、ネットバンクを通じ予約した場合、プラス300元の優待を付与。クレジットカードを新たに発行した人にはさらに100元がプレゼントされるとあって、同日9時の予約スタートに当たり、アクセスが集中。2万人の定員枠に対し3倍以上のアクセスが集中し、一時システムダウンなどがみられた。
(7月1日)