桃園機場で6月12日(火)午前4時頃、一時的にパスポートの認証システムにトラブルが発生し、約80便が遅延するなど2000人以上の旅客に影響を及ぼす事態となった。
今回のトラブルは移民署のコンピュータソフトウェアシステムの更新作業後、再起動した段階でパスポート認証システムが作動を停止。イミグレーションスタッフが通関手続きを手作業で行い、通常の3倍以上の時間を要し空港内は一時大混乱となった。
システムは午前8時頃復旧したが、航空便の遅延時間は12分~1時間45分にも及び、フライトに間に合わなかった旅客が後発の便に切り替えるなどの事態も発生した。
一方、民用航空局が発表した統計によると、今年4月に高雄国際機場を利用した旅客数がのべ60萬8000人を突破、過去最高を記録した。なお同局では同空港を2035年までにアップデートする計画を推進中。国際線ターミナルを今後7年で建設し利用者をのべ1000万人まで引き上げる予定だ。
(6月13日)