近頃、日本で大麻に類似した成分を含む「グミ」が販売され、食べた人が嘔吐やけいれん、昏睡などの症状を発している。台湾日本関係協会は11月21日(火)、定例会見の席上で、日本を旅行中の台湾人にも同品を食べ、不調を訴えている人がいることを明らかにした。
@聯合報
同品は大阪の食品会社が今年4月より製造販売しているもので、摂取すると大麻を吸引した時と同様に興奮、リラックス効果が得られるとして、日本では若者を中心に一部で流行。同協会の范振國・秘書長によると、同品のパッケージ上に書かれた「HHCH」とは大麻に似た合成化合物の名称で、日本ではまだ禁止薬物に指定されていないが、今回の件を受け早ければ12月初めにも所持、摂取、販売が全面禁止される見込みだという。范秘書長は日本への旅行者に対し、HHCHを含む菓子や食品を購入・摂取しないよう注意を呼び掛けている。
(11月21日)