新竹市内の中学校で集団強制猥褻・暴行事件が発生した件で、林智堅市長は6月8日(月)、前週から行っていた調査を終え報告を受け取り、教育處長の辞職を承認したことを明らかにした。
新竹市政府が同日公布したプレスリリースになると、中学校の野球チーム内にて、上級生から下級生への強制猥褻および暴力行為があったという。被害学生の姉は3日(水)、立法委員らと共に会見を開き、弟が半年に渡り暴行を受けてきたことを涙ながらに訴えた。訴えによると学生は昨年7月野球チームに加入。合宿中に9人の上級生によって入浴中など監視カメラの死角に連れ込まれ、暴行を受けた。合宿中は休暇を除き毎日暴行を受けており、少なくとも計3人の被害者がいることについても言及した。
市政府は調査の結果、学校側の管理責任に過失があったことを認め、教育處長の辞職を承認。また監督やコーチ3人が合宿に同行していたにも関わらず学生への指導および通報する責任を怠ったとして解任、校長と主任教師は過失として記録した。
(6月9日)