台北のホテルやレストラン、スーパーマーケットが、旧正月に向け日本産和牛の販売促進に力を入れている。
台湾では2001年のBSE発生後、日本産の和牛輸入を禁じてきたが、昨年9月、16年ぶりに解禁された。リージェントホテル(台北晶華酒店)やアンバサダーホテル(國賓飯店)では、正月用特別コースのメインに和牛をピックアップ。また内湖区のミートマーケット「美福食集」、大安区の肉料理専門レストラン「ROU by T-HAM」などでは和牛輸入解禁後、先陣を切って消費者への提供を始め、贈答品など和牛市場の販促を競っている。
また日系焼肉店「乾杯」も和牛の売れ行き好調を受け業績を大きく伸ばし、今年は広州、重慶、北京、ロンドンなどへの進出を計画。「老乾杯」上海外灘店はミシュランスターを獲得するなど、今年は勢いに乗るとみられている。
(1月17日)