台湾では近頃、Facebookなどのインターネットを通じたライブ配信オークションが流行。高校1年生の男子が翡翠など宝飾品を販売し、1カ月当たり数百万元の収入を得て話題となっている。
この男子は現在16歳。小学校での成績は優秀だったものの、中学校に上がってからはテレビゲームに没頭して成績が急落。家族とのもめ事も増えストレスを抱え日々を過ごしていた。しかしある日、父親の友人の事業計画書を見て起業に対する関心が高まり、自ら計画書を書いてみた。家業がそもそも宝飾品の販売を営んでいたが景気は好ましくなく、方法を探していたところライブ配信オークションに出会ったという。オークションを始めてからは、充実感を得られるようになり、今後は「助けが必要な人の力になりたい」と話している。
(6月19日)