新北市に住む女性が5月31日(木)から消息を絶っていた件で、警察は6月19日(火)、先住民族文化体験講師の男を取り調べたところ、女性を殺害し遺体を解体・遺棄したことを認めた。
殺害現場は台北市中正区の草原にある「草原自治区」と呼ばれるエリアで、市政府が6月まで一般市民への使用を許可しており、若者を中心にテントや小屋を設置し音楽や文化関連のイベントなどが行われていた。男はセデック族を自称し文化体験施設を運営、女性は受講者として訪れた。
受講申し込みに訪れた女性が男とともに酒を飲んだ際、男が女性に性行為を要求、拒まれたが強要したところ抵抗されたため、首を絞めて殺したという。
遺体は乳房を切り取るなど7つの麻袋に入れ山中に遺棄。しかしながら切り口や遺棄方法が2種類あることが判明し、警察は共犯者の存在を追っている。
(6月21日)