台湾全土で7月1日(月)、酒気帯び運転に関する規制改正案が施行され、各地で一斉検問による取り締まりが行われた。初日の摘発件数は357件にのぼり、うち198件はドライバーの血中または呼気中アルコール濃度が規定値を超過する公共危険罪にて送検された。
同改正案では、自動車とバイクの罰則が分かれており、初犯の場合の罰金額は自動車が最高12万元、バイクが9万元。また検問を拒否すると。罰金額が9万元から倍の18万元に引き上げられ、高雄市では3日(水)、バイクに乗っていた男性が全身からアルコール臭を漂わせていたにも関わらず検査を拒否し、18万元の罰金が科された。また今回の改正で同乗者も処分対象となり、同男性のバイクに同乗していた別の男性も600~3000元の支払いを命じられる。なお検査拒否の再犯の場合、罰金額は36万元に引き上げられる。
(7月3日)