2014年の「ひまわり学生運動(太陽花学運)」の最中に発生した行政院の占拠に関し、台北高等法院は魏揚ら7人を有罪とし、2~5カ月の懲役及び罰金支払いを命じた。
7人は行政院占拠の際、学生らを扇動したとして罪を問われてきた。台北地方法院では一昨年、この7人を含む8人を扇動罪、ほか2人を窃盗罪に問う審理が行われたがいずれも無罪。ただし公務執行妨害、公共物破損に関し11人が有罪となり、3~5カ月の刑と罰金支払いが命じられた。
今回の審理には魏揚、陳廷豪らが出席。民間司法改革委員会などの支援団体も傍聴席から応援したが、一転有罪に驚き、控訴する意思を表明している。
(4月28日)