高速長距離バスの横転事故 ドライバーの労働時間超過か

彰化縣で6月10日(月)22時頃、国道1号線を走行する高速バスが横転し、3人が死亡、13人が重軽傷を負う事故があった。
事故を起こしたのは、高雄市の「阿羅哈客運」が運行する、台北発高雄行きの高速バス。このバスを運転していた33歳のドライバーによると、事故当時彰化縣の花壇郷に差し掛かった地点で路上に障害物を発見、回避しようとハンドルを切ったところコントロールを失い、路肩の斜面を飛び出し横転して停止したという。当時車内にはドライバーを含め16人が乗車していたが、緊急通報を受け駆け付けた消防隊員が車内から救出した時点で乗客2人の死亡を確認、後に重傷者1人も死亡した。
なお事故後の調査で同ドライバーが7日間の連続勤務をしており、さらに6日(木)から7日(金)にかけ12時間以上の勤務、9時間の休憩をとったのみで勤務に戻っていたことが発覚している。
(6月12日)
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