南米クルーズ船の陽性乗客 検査費用など一部自己負担に

クルーズ船「コーラル・プリンセス」号の台湾人乗客7人中4人が新型コロナウイルスに感染していた件で、蘇貞昌・行政院長は4月14日(火)、感染が拡大する中であえてクルーズ旅行に参加したのは自己責任だとし、衛生福利部や関連医療機関に対し、クルーズ客に医療費などを自己負担させるよう求めた。

これに対し中央流行疫病情況指揮センターは、クルーズ客の不注意により社会の負担が増加したのは当然としつつも「伝染病予防法58条」に則り検査・検疫を除く費用は国家が負担するべきとした。現在陰性だった3人は集中検疫所にて隔離中。集中検疫所における必要経費は1日当たり外国人で150USD、台湾人の場合は3000元で、検査費用は1回当たり3000元。14日間の隔離期間に必要な個人負担額は1人当たり5万1000元となる。

コーラル・プリンセス号は、ブエノスアイレスで終了する予定だったが、寄港が相次いで拒否されたことから、マイアミにて乗客1020人の下船を実施した。

(4月14日)

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