【今週もゴチになります】 看板のない店(かんばん みせ)—日本料理—

待望の牛レバ刺し

「日本人の心のオアシス」と言われる林森北路の飲み屋街。中でも「看板のない店」は吹き抜けの天井で開放感があり、衝立でプライバシーが保てるテーブル席と、日本語放送が楽しめるカウンターが居心地良く、日本人リピーターも多い。

まず真っ先に頼むべきは、日本ではすでに幻となって久しい「牛レバ刺し」(360元)。火・金曜限定で市場から仕入れるレバーは一切臭みがなく、プルンと角が立つ新鮮さ。おろしニンニクや生姜を添えて、塩とゴマ油でどうぞ。数量限定なので、絶対にありつきたければ予約がオススメ。そして、レバ刺しにはやっぱりビール。サービスの「サッポロ瓶ビール」もお忘れなく。

秋の夜長に焼酎を

とりあえずのビール&レバーの次は、クリーミーなアボカドの上に納豆をのせ、塩・ゴマ油を振った「アボガド納豆」(200元)を、今度は焼酎で。焼酎は黒霧島・白波・神之河など、季節を問わず楽しめる定番を8種類揃える。ボトルはすべて1280元とリーズナブルなのも、焼酎ラバーにはうれしい限り。納豆にレモンを絞って海苔に包めば、お酒も進む。

皮をカリッと焼き上げた「鶏モモの黒塩焼き」(260元)は自然海塩に溶岩炭を混ぜた「ハワイアン・ブラックソルト」を付けて。「神秘の塩」とも呼ばれるこの塩、ミネラルたっぷりで鶏肉の甘みを引き出し、脂っこさを緩和してくれる。

最後の〆はなんといってもあっさり塩味の「タンメン」(200元)がイチオシだ。たっぷり野菜で炭水化物に対する罪悪感もプラマイゼロに。ご飯派なら新鮮な有機卵の旨味を堪能できる「卵かけご飯セット」(100元/味噌汁付)を。

秋も深まるこの季節、一人の焼酎&ご飯タイムに利用したい。

 

 

Info

住所 

中山区林森北路85巷9號

TEL

02-2581-6345

営業時間

17時半~24時(ラストオーダー23時)

席数 

38席、個室1(最大12人)

予算 

1000元

エリア

林森北路

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