台北駅地下の鳥人間「夢遊」 11年の展示を終え撤去

 MRT台北駅から中山駅を繋ぐ地下道に設置されていた、鳥の頭に人間の身体をした彫像、通称「鳥人間」が7月13日(火)、11年に及ぶ展示を終え撤去された。

 台湾の現代芸術家、ジョイス・ホー(何采柔)と郭文泰によるもので、実際のタイトルは「夢遊(デイドリーム)」。設置に関わった台北当代芸術館と台北駅との賃貸契約満了により、また作家自身が返還を望んだため撤去されたもの。

 高さ245㌢と巨大なこの少女は右手に鉛筆を持ち、作家によると永遠に成長せず文字を書くこともない。人々がこの前で足を停め、単調な日常からつかの間解放されることを願って制作したという。

(7月13日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台湾大学医院元医師の男性が11月10日(日)朝、大阪で母親が行方不明になったとしてSNS上で協力を募…
  2. 桃園市北区の高校で11月7日(木)、規則を破り携帯電話を所持していた学生に対し、担任教師が暴力で制圧…
  3. 台北MRT板南線で11月8日(金)夜、運行中の車両内に刃物を持った女が乗客の男性に切りかかり、男性が…
PAGE TOP