寧夏夜市が〝警戒微解除〟で営業 人の距離保てず批判集中

 台北市大同区の「寧夏夜市」が29日(火)夜、営業を再開。様子を見に行った近隣住民が撮影した写真が拡散され、批判の声が集中している。

 寧夏夜市の営業再開は、柯文哲・台北市長が28日(火)、萬華区の南側エリアを除く市場・夜市に対し、営業許可の申請を受け付けるとともに、警戒態勢の「微解除」として寧夏夜市の営業開始を許可。夜市の入り口にはスタッフが立ち、実名登録及び入場人数を規制したうえで、テイクアウトのみ、着席スペースは設けずに営業した。

 住民が撮影した写真によると、夜市を訪れた人々はマスクを着用、スタッフもソーシャルディスタンス保持を呼び掛けているものの、一部の屋台には少数ではありながら並ぶ人が見え、距離は保たれていなかった。

 屋台経営者らは「飢えて死ぬか、コロナで死ぬか」といった状態だとコメントしている。

(6月30日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 4月3日の花蓮沖地震を受け、高校生が開発した地震速報アプリが注目を集めている。 アプリは…
  2. 4月23日(火)深夜2時半頃、花蓮縣の沿岸部などを震源とするM6.0規模の地震が立て続き2回発生し、…
  3. 6/8 Sat【コンサート/CONCERT】ローファイな韓国チルサウンドADOY …
PAGE TOP