4月2日に発生した列車脱線事故の犠牲者の遺体修復作業を無償で名乗り出た非営利の専門家チーム「76行者」に対する寄付支援に対し、ネット上で「無償のはずでは」と非難の声が挙がった。これに対し同チーム広報担当は4月12日(月)、こうした批判に胸を痛めていることを明かした。
広報担当によると、現時点で遺体修復作業に要する化粧品など資材は不足しておらず、寄贈された物資や寄付金は一律で返還するとした。同チームは事故から2週間、24時間のシフト制で作業に当たり、14日(水)すべての遺体の修復作業を終えたことを報告した。
(4月15日)