新北市三峽区で5月19日(月)16時頃、78歳の男性が運転する車両が暴走し、歩行者らをはねる事故が発生。3人が死亡し12人が重軽傷を負った。
@上報
@自由時報
亡くなったのは近隣の中学校に通う女子生徒2名と、子どもを迎えに来ていた保護者の女性1名。車両はバイクに乗った女性の後方から衝突し前方の横断歩道へ突っ込み、横断中の女子生徒3名をはねた後、中央分離帯に衝突して停止した。警察によれば男性は現場手前の交差点でも中央分離帯にぶつかり、車を後退させ後続車に衝突したが、猛スピードで前進し被害者らをはねていた。警察は、男性がこの事故で動揺し混乱した状態でさらに重大な事故を引き起こしたとみている。
運転していた男性は胸などを強く打ち、意識不明で病院に搬送され治療中。なお男性は5年前にブレーキとアクセルを踏み違え母子をはねる事故を起こしている。
この事故を受け交通部は、現行の75歳以上は3年ごとの免許更新を義務付けた規定を70歳に引き下げ、また更新時に実地訓練を導入することを発表した。
(5月21日)