新型コロナウイルス感染拡大への政府の対応に関する調査結果を発表。台湾人の87%が政府の対応は適切だったと答えていたことが6月15日(月)に公表された調査結果でわかった。
「アライアンス・オブ・デモクラシーズ・ファウンデーション(AoD)」は世界53カ国・地域で12万人を対象に調査を実施。これによるとギリシャ、台湾、アイルランド、韓国、オーストラリア、デンマークの人々が、自国政府の新型コロナウイルスへの対応を肯定的にみていることがわかった。これに対し、ブラジル、フランス、アメリカ、イタリアおよびイギリス人は政府の対策に不満意識を表明している。
また45%の人々は、ウイルス流行の状況下において政府が自由を制限しすぎていたと回答。AoD主席の「北大西洋条約機構(NATO)」前事務総長アナス・フォー・ラスムセン氏は「ウイルス感染拡大は民主主義の試金石といえる」「終息後、人々は民主主義と自由への要求がより高まるだろうという各国リーダーへの警鐘となる」とコメントした。
(6月15日)