新北市消防局に通話データ請求 コロナで死亡の男児の父親

新北市で2歳男児が新型コロナウイルスに感染後、合併症で亡くなった件で、男児の父親は事実の究明を求め6月6日(月)、新北市消防局へ通報当時の通話録音データを受け取りに出向いた。

録音データは通報当日に母親が119にかけた5回と、119側からの折り返し3回の通話で約26分間に渡る。父親は5月末に録音データの提供を求めていたが、消防局は「通話中にほかの通報の内容など個人情報が入っている」としてこれまで提供していなかった。

父親によると当日17時38分が最初の通報。続く18時8分の2回目の通報で男児が意識不明であることを伝えたが、1922が男児の件を北部コントロールセンターに移送したのは20時44分だったという。「とても受け入れられない」としてさらに消防局と衛生局、病院など関連機関同士で行われた通話記録の録音データを請求する意志を示している。

(6月8日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台湾の2024年度の税収超過額が過去最高となったことを受け、立法院では各政党が超過分の国民還元につい…
  2. 宜蘭縣羅東鎮にある大手外食チェーン「馬辣集団」傘下のしゃぶしゃぶ専門店で、3月15日(土)の試営業開…
  3. 日本発の美容室「TRUTH」が、6月末までVIP会員の新規入会・更新キャンペーンを実施中。「入会費」…
PAGE TOP