【今週もゴチになります】 一隅(いちぐう) — 和食居酒屋—

飽きの来ない品揃え

「松江南京」駅から徒歩5分、オフィスビルと美食店が林立する四平街にひっそり佇む和食居酒屋「一隅」。流暢な日本語で店を切り盛りするオーナーシェフ・王氏は、東京の服部栄養専門学校で調理を学び、台北の和風鉄板料理「鐵之腕」などで6年修業した。

台湾人の男性でありながら、彼が腕を振るう料理は〝日本のおふくろの味〟そのもの、と常連は口を揃える。その秘訣のひとつが、客目線で仕入れる食材だ。

刺身にフライ、煮付け、焼きものと豊富な魚料理のラインナップに定評のある同店だが、週に何度立ち寄っても飽きぬよう、毎日仕入れに変化をつけているという。さらに、味噌やポン酢など自家製調味料が料理の味に深みを添え、一隅でしか味わえない滋味を創り出す。

郷愁を誘う懐かしの味

〝日本の国民食〟といえば納豆。陽明山で採れた新鮮な卵を使用した「納豆オムレツ」(280元)は、粘りを出した納豆に溶き卵3個を加え、ふわっと仕上げる。また絶妙の歯応えを残した「牛肉とれんこんのバター炒め」(250元)も定番。まろやかな甘さとさっぱりした後味を残す「浦霞本醸造辛口」(1800元)と合わせてどうぞ。

焼酎は常時10種以上を用意。中でも焼酎好きなオーナーが好んで取り揃えているのが、鹿児島の良質な原料とシラス台地から湧き出る天然水で作られた「赤兎馬」(各2500元~/瓶)シリーズ。本数限定の稀少なものも時季により入荷するので見逃せない。

今回は「キリン一番搾り」または「角ハイ」などカクテル全6種を1杯プレゼント。3枚重ねの「ハムカツ」(200元)やバターたっぷり「ポテトサラダ」(180元)など、ほっこり落ち着く懐かしい味で郷愁に浸ろう。

 

Info

住所 中山区四平街20號

TEL 02-2567-5530

営業時間 11時半~14時、18時~24時(土曜は昼営業なし、ラストオーダー各30分前、日曜休み、月1不定休あり)

席数 19席、個室1(最大8人収容)

予算 ランチ250元、ディナー500元~

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