広がらない有料ごみ袋制度 「段階導入と誘因策の提示を」

 家庭ごみの減量策として注目される「有料ごみ袋」について、導入が進むのは台北市・新北市にほぼ限られ、その他の都市では普及に至っていない問題で、環境団体や研究者が計画的な導入と補助など誘因策の提示が必要と指摘している。 @自由時報,聯合新聞網
 台北市では約25年前に同制度を段階的に導入、家庭ごみ量を大幅に削減。リサイクル率も6割超に達するなど成果を上げている。一方、他都市でも試験的に実施したものの、専用袋の購入による住民負担への反発や分別習慣の定着の難しさに加え、違反ごみの監視や回収体制の整備に人員・コストがかかり、正式な導入に至っていない。さらに、ごみ処理費収入が減少することで自治体財政に影響が出ることも導入の障壁となっている。

 環境団体は、制度の定着には小規模な試行から段階的に拡大し、実効データを示しながら住民意識の変容促進が重要と指摘。また、単に「ごみを減らさなければ負担が増える」といった負の側面だけでなく、補助や利便性向上など、行動を後押しする具体的な誘因策を組み合わせる必要があるとする。

(4月28日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1.  高速道路で10月28日(水)早朝、友人の車に同乗していた44歳の男性が友人から刃物で切りつけられ、…
  2.  台北市信義区の新光三越A11で開催中の「日本展」に出店中の東京のりんご飴専門店に客が連日殺到し、1…
  3.  大手百貨店「新光三越」が10月22日(木)、宅配注文の顧客約2万件の氏名・住所・電話番号が流出した…
PAGE TOP