一昨年、台南市で結婚式を挙げた女性が、職場の上司によって式を妨害されたとしてSNS上で告発した結果、個人情報保護法違反に問われていた件で、台南地方法院はこの度、女性に対し懲役2カ月の判決を言い渡した。判決は控訴可能。
@三立新聞網
判決によると、女性は2023年6月、台南市で結婚披露宴を開催。招待した勤務先の上司が宴席で新郎に過度な飲酒を強要したことで、新郎は体調不良に陥り、式の中断を余儀なくされたという。女性はその後、上司に対して謝罪を求めたが応じられず、同12月にSNSで上司の写真ややり取りを示すスクリーンショットを公開した。上司は投稿により顔や氏名などが特定可能な状態で拡散され、名誉を損なわれたとして警察に被害届を提出。台南地検は、個人情報保護法違反の罪で女性を起訴した。
台南地院は、女性が怒りの感情を抑えられず、SNS上で他人の個人情報を公開し、プライバシーを侵害したと認定。一方で、犯行後の態度などを考慮し、個人情報保護法違反で懲役2カ月とした。なお罰金刑への代替の場合は1日につき1000元に換算される。
(12月14日)




























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