日本で深刻なコメ不足により価格が高騰するなか、台湾産米の対日輸出が急増。
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農業部農糧署の統計によると、今年1〜5月までに日本に輸出された台湾産米は7759トンで、前年同期の6倍以上、昨年の年間輸出量の約2倍だった。今年の年間輸出量は1万トンを超える見通し。
この状況を受け、6月11日(水)に行われた立法院財政委員会では、台湾米のブランド化に関する議論が交わされた。議員からは、現在の台湾米は包装に「台湾産」としか表示されておらず、品種や産地の特徴が伝わらないと指摘。農業部に対し、明確なブランド構築により国際市場にアピールするよう求める意見が上がった。
一方、日本のコメ不足は一時的なものであり、台湾産米の輸出は持続しないとの見方もあったが、農業部では、日本の米不足に便乗した一過性の輸出と考えず、対日輸出を長期的な取り組みと位置づける方針を強調した。
(6月11日)