中央流行感染症指揮センターの指揮官を務める衛生福利部の陳時中・部長は4月19日(火)、台北市長選への出馬の意思はないことを明言した。
陳部長はたびたび市長候補としてその名前が挙げられ、ある意味ではすでに当確状態と言われる。同日行われた定例会見で「最大の防疫対策は(陳氏が)出馬することでは」と地元メディアに問われ、「ある人が選挙について考えるなと言う」と現市長の柯文哲氏を暗に批判した。
柯市長はこの話題がたびたび取り上げられることについて「(陳氏は)防疫に集中すべき、選挙のことを考えて(防疫策に)気を抜いては困る」と制した。
(4月19日)