台湾に住む男性が近頃、沖縄で購入したカプセルトイ(通称:ガシャポン)を持ち帰ろうとした際、税関にて免税対象となる限度を超えているとして没収されるという出来事があった。
男性が購入したカプセルトイの数は200個で、計約1万7000元相当。免税対象の限度額は米ドルで計1000ドル以下、台湾元で3万元以下と設定されているため、男性は規約違反ではないと反論したが、税関では「明らかに免税額分を超過している」として170個を没収した。しかしながら男性はこの決定を不服として台湾経済部標準検験局に電話で問い合わせたところ、免税対象となる玩具は同じタイプのもので5個までということがわかった。
また日本でよく外国人が購入する家電類について、1000ドルを超える場合には同じタイプのものは2個までとされる。そのほかカー用品や自転車用品、文具など詳細に渡って規定があるが、多くは1000ドルまでとの金額で定められている。
なお没収されたカプセルトイ170個は、最終的には男性に変換されたという。
(6月7日)