台湾産食材の魅力満載
台北101から徒歩10分の隠れ家的レストラン「PURE CUCINA(ピュア・クッチーナ)」。アンティーク家具を配した店内に足を踏み入れると、ヨーロッパの家庭にお邪魔したかのような温かさに包まれる。
同店は、アメリカから始まり今や世界的に話題となっている食スタイル「クリーンイーティング」をコンセプトにしている。これは加工品を避け、できるだけ自然に近い食材を選び、身体の内からキレイにしていくという考えによるもの。オーナーは開業前に1年を費やして国内各地を周り、台湾原産のオーガニック食材を探したというこだわりの店だ。
同店一番人気の「KAVALANポークステーキ」(480元)は、良質な小麦を食べて育った宜蘭の豚肉を使用。特有の臭みがなく、肉汁たっぷりでジューシーかつ柔らかいのが特徴だ。
こだわりの自家製パン
また屏東のルカイ族が無農薬で栽培するキヌアを玄米と合わせたリゾットは、全3種。中でも「カラスミリゾット」(420元)は新鮮なイカから採ったイカスミを使用。贅沢にもイカが丸ごと1杯リゾットに乗っていて、魚介好きにはたまらないひと皿だ。
オーナー自らが毎晩腕を振るう3~5種の「自家製石臼挽粉パン」(45元~)は、自家製石臼挽粉100%。栄養価が高く、ずっしりとしていて食べ応えがある。今回はこの人気の「自家製粉石臼挽粉パン」or「コーヒーorカフェラテ」を、メインオーダーするとサービスされる。
そのほか、自家製の「発芽豆乳」(60元)は、毎朝限定15瓶を販売。通常の豆乳よりも酵素が多く含まれ、ほかではなかなか味わえないとして根強いファンが多く、予約も受け付けている。
台湾産食材の魅力を再発見させてくれる同店、いま訪れるべきはこの店だ。
住所:信義区光復南路587号
TEL:02-2720-8438
営業時間:11時~15時(ラストオーダー14時)、17時~翌1時(ラストオーダー23時半、月曜休み)
席数:25席
予算:ランチ300元、ディナー500元