台湾教授協会らは6月3日(土)、NGO活動家・李明哲が現在中国にて拘束されている件に関し、記者会見を行い、両岸関係に言及した。
李氏は3月に中国を訪れた際、国家の安全に危害を及ぼす可能性があるとして拘束され、すでに70日が経過している。会見に参加した「経済民主連合」のメンバーは、李氏拘束の件は、台湾が生存していくためには中国から離れることが必要と示唆するものだと訴えた。また中央研究院台湾史研究所の副研究員は、台湾の主権は前進あるのみであり、李氏の救援に臨むべきと主張している。
李氏は民進党職員を経てNGO職員として活動。中国に住む友人らにSNSを通じて人権などを訴える活動を展開していた。
(6月3日)