半導体大手「NVIDIA(輝達)」のCEOジェンスン・ファン(黄仁勳)氏が、今年も世界最大級のIT見本市「COMPUTEX」で基調講演を行うため来台。同時に再びのファン氏の〝美食巡り〟が注目を集めている。
@鏡周刊
ファン氏は台湾グルメに深い造詣を持ち「ミシュラン以上に信頼できる美食ガイド」と称される。今回も台北市内の名店18軒が話題に。松山区の四川料理店「花娘小館」では、ニラと豚ひき肉の炒め「蒼蠅頭」が絶賛され、注文が殺到。また予約困難な内湖の隠れ家「喜相逢麵館」、政財界御用達の「磚窯古早味懷舊餐廳」など、多彩なラインナップとなった。氏の〝美食地図〟は、単なるグルメ情報にとどまらず、台湾の食文化とその魅力を世界に発信する象徴として、地元経済にも大きな波及効果をもたらしている。
(5月17日)