高雄市にある食品会社が期限切れ肉を飲食店などに販売していた件で、衛生局は7月11日(金)、立ち入り捜索の結果11.4トンの期限切れ肉が見つかったことを明らかにした。一方で期限切れ肉がいつから流通していたかが不明のため、被害を受けた業者については口を閉ざしている。
検察と警察が9日に行った捜索の結果、牛肉400gが期限標示なし、豚肉2.53トンが2020年3月〜24年4月まで、鴨肉3.5kgが18年6月〜24年4月、鶏肉7.6トンが21年6月〜24年1月までの期限だった。同社は創業37年、5ツ星ホテルを含む多数の飲食店に食肉を卸しており、衛生局は予防的措置として同社から流通した肉を扱う店舗に提供停止を促している。
(7月12日)