台北市信義区の遠東百貨店に入居する飲食店で、3月19日(火)から27日(水)にかけ、来店客の食中毒が発生、うち2人が死亡した。
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食中毒となったのは12名で、うち39歳と66歳のいずれも男性が死亡。来店日は異なるものの共にライスヌードルを炒めた料理「チャークイティオ(炒粿條)」を食べていた。39歳男性は嘔吐、腹痛、下痢を発症し動悸性ショックで死亡。66歳男性は下痢と脱力感、倦怠感を訴え病院に搬送後死亡した。
残る10名のうち軽症者は受診後帰宅、3名は集中治療室に収容。
通報を受け衛生局では同店舗の立ち入り調査を実施。調理器具や調理師の手指から検体を採取し 、患者の排泄物などと照合した結果、食中毒を引き起こしたのは「ボンクレキン酸」であることが判明した。
なおライスヌードルは新北市の業者が製造したものだが、同店以外では異常がなかった。
(3月28日)