非営利民間団体「76行者」の元代表の男が2020年、当時交際していた女性を暴行の末に死亡させた罪で23年に懲役10年10月の実刑判決を受けた後に逃亡していた件で、警察は5月5日、彰化縣員林市内で男を逮捕したことがわかった。
@自由時報
男が代表を務める「76行者」は事故などで破損した遺体を洗浄・修復し、葬儀や埋葬までを無償で行うボランティア団体。男は初代代表を務め、かつては「死者に敬意を払う男」として称賛されていた。
男の逃亡は339日間に及んだが、警察の逮捕時、男は腰に改造拳銃1丁と弾薬10発を所持しており、さらに身辺から40発の実弾が発見された。また警察に対し激しく抵抗し、催涙スプレーを使用。警官2名が腕に擦り傷を負うなどの被害を受けた。警察は「銃撃に発展していたら深刻な事態になっていた」と述べている。
(5月7日)