苗栗縣通霄鎮白沙屯拱天宮の「媽祖進香」行列が3月18日(月)未明に出発した。今年は約18万人が行列に参加し、白沙屯村から省道1号線が参拝客で埋め尽くされたが、人波が去った後に多くのごみが残され、近隣住民が憤慨している。
@白沙屯拱天宮官網
行列は同日0時35分に出発。今年は昨年比6万人増の18万人が参加する見込みで、過去最多となる。
拱天宮近くに住む女性は、自宅前にごみが山積み状態となっている様子を撮影し、Facebook上のファンページに投稿。「人の家をゴミ箱代わりにするなんて信じられない」「ボランティアの人数は限られており、片づけるのは近隣住民」とコメントを残し、モラルと品位ある行動を促した。
また別の関連ファンページでは、パンや軽食、菓子類など信者らが善意で用意した食物が路上に散乱する様子が投稿され、「罰当たりだ」「無駄にするな」「媽祖が見ている」といったコメントが寄せられている。23日(土)に雲林縣の朝天宮へ到着、26日(火)に白沙屯拱天宮へ戻る日程となっている。
(3月20日)