【トリビア~ン台湾】Vol.171 台湾では「人参=ニンジン」とは伝わらない!?


野菜中心の食生活を心がけているんですが、台湾人の友人に「毎日人参を食べている」と言ったら驚かれ、「どこか悪いの?」と心配されました。なぜなんでしょう?

「人参」は日本語の「ニンジン」ですね。台湾では「人参」と言うと朝鮮人参、高麗人参のことを指し、体力向上のために食すものだからです。

<解説>

 日本語のニンジンに当たるのは、中国語では「胡蘿蔔」や「紅蘿蔔」といいます。「人参」と言うと台湾人をはじめ中華圏の人は高麗人参のことだと思ってしまいますね。高麗人参はエキスドリンクやサプリ、アンチエイジング化粧品として商品化され、健康状態が心配な人、病気の予防、老化防止などの目的で摂取します。それに濃度の高いものは高額なので、お友達はお財布も心配してくれたかもしれませんね(笑)。

ニンジンはセリ科、朝鮮人参はウコギ科

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 桃園市北区の高校で11月7日(木)、規則を破り携帯電話を所持していた学生に対し、担任教師が暴力で制圧…
  2. 台北MRT板南線で11月8日(金)夜、運行中の車両内に刃物を持った女が乗客の男性に切りかかり、男性が…
  3. 今年第25号となる台風「ウサギ(天兎)」が11月12日(火)深夜太平洋上に発生し、22号「インシン(…
PAGE TOP