台湾の「保活」事情 産後2カ月で職場復帰へ
日本でも近年よく聞かれる「保活」という言葉。「保育園に子どもを入れるための活動」ですが、今回は台湾での「保活」についてお話ししましょう。
就学前の子どもを受け入れるのは、満3歳の誕生日の前日までが対象の「托嬰中心(託児所)」と、2~3歳から小学校入学前までを対象とした「幼稚園」の2つ。まずは「托嬰中心」についてです。
台湾の一般企業の産休期間は8週間と決まっており、ワーママは産後たった2カ月で職場に復帰します。基本的に時短勤務などはなく、生後わずか2カ月の我が子を托嬰中心に預け、復帰初日からフルタイム。
前回紹介した産後ケアセンター「月子中心」と同様、アクセス便のいい託児所やオプションが充実した人気の施設は予約が殺到。そのため、妊娠が発覚したらすぐにリサーチを始め、見学・申し込みに駆け回るのです。
托嬰中心は公立、準公立、私立と3つあり、費用も基本的にこの順に高くなります。公立は申し込み後抽選を行いますが、家庭環境など優先条件があり、これに該当しない家庭は最下位に。まず私立に子どもを入園させ公立の空き枠を待機する人もいます。一方、私立は申し込み順なので、わずかな乳児入園枠を必死に狙います。
我が家のチビ太は生後8カ月から幼稚園に編入する2歳3カ月まで、私立の托嬰中心にお世話になりました。クラスは生後2~7カ月頃までの「小寶(宝)班」、8カ月のハイハイ期から14カ月頃までの「中寶班」、そして「大寶班」は座って先生の話を聞いたり絵を描いたりできる15カ月~卒園まで。朝8時~18時過ぎまで預かってくれるので、共働き家庭の強い味方です。
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