台北市中山区の花博公園内のレストランが、連日の大雨により冠水し、営業ができない状況が発生。さらに浸水により壁や床の修繕が必要となり管理運営会社や台北市政府に助けを求めるも対応が得られず、両者間でたらい回しになっていることがわかった。
(圖/自由時報)
台北市の柳采葳・市議によると、今年6月末にも暴雨により冠水し修繕を要する事態となり、入居・出店する飲食店が管理業者に連絡するも未対応。さらに8月10日と20日にも再びの大雨で倉庫の屋根から雨水が逆流し、店舗壁面に浸水した。
台北市政府は2011年、同エリアの管理運営を担う基金会を設立。しかしながら今回の被害を下請けの管理業者に訴えても芳しい対応が得られず、市政府との間で責任を押し付け合う状態になっているという。市議によると同エリアの昨年決算額は200万元余りの赤字で、修繕費用が1830万元と予算を24%超過している。
(8月22日)