衛生福利部疾病管理署は7月25日(火)、新型コロナウイルスに関する直近1週間のデータを公表。これによると1日当たりの平均感染数は119例で、前週に比べ21.7%減少したことがわかった。
(圖/疾管署)
曾淑慧・副署長は、感染状況の拡大は収まりつつあるものの、依然として重症化のリスクは残っているとし、宿泊式機構の定期的な抗原検査は8月末まで延長する方針を提示。一方で、8月からは抗原検査で陽性判定が出た場合の自主管理日数を、10日間から5日間に短縮するという。
また疾管署感染症センターによると、5月から同日までの累計感染数は1万6405例で、うち3回目のワクチンを未接種だったのは8158例で約50%。さらにその中で一度もワクチンを接種していなかった人は5759例で、その71%を占めるという。
そのほか直近1週間の新型コロナによる1日当たりの平均死者数は28例で、前週の36人と比較し22%減。うち86%が慢性疾患を持っており、64%は3回目のワクチンを未接種、94%が60歳以上だったことがわかった。
(7月25日)