幼稚園教諭の薬物供与を停止 新北の保護者が集会で訴え

新北市板橋区の私立幼稚園で教師が生徒にバルビツール酸系の睡眠薬を与えていたことが発覚したのを受け、中華国際幼児文教聯合総会はこの度、教員による児童への薬物の供与を禁止する旨の声明を公表した。事件の詳細が明らかになり、幼稚園教諭の社会的信頼を取り戻した後、現場での状況に応じて薬物の供与を再開する見通し。
 (圖/自由時報)

フルタイムで働く保護者らによる団体「奇寶媽」は「子どもの未来を共に守ろう」としたオンライン署名活動を展開。18日(日)には新北市政府前広場にて、市政府に対し子どもの保護を訴えるイベントを開催した。当日は炎天下にも関わらず、約1000人が参加。ドレスコードの白い衣服を着用し、政府と社会に対し児童虐待に関する法律の制定、加害者への懲罰を呼び掛け、また民間保育教師の待遇などの問題に取り組むよう声を挙げた。

市政府は市内すべての幼稚園を調査し、違反があれば処罰、改善させることを明言した。

(6月20日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 桃園市北区の高校で11月7日(木)、規則を破り携帯電話を所持していた学生に対し、担任教師が暴力で制圧…
  2. 台北MRT板南線で11月8日(金)夜、運行中の車両内に刃物を持った女が乗客の男性に切りかかり、男性が…
  3. 今年第25号となる台風「ウサギ(天兎)」が11月12日(火)深夜太平洋上に発生し、22号「インシン(…
PAGE TOP