幼稚園教諭の薬物供与を停止 新北の保護者が集会で訴え

新北市板橋区の私立幼稚園で教師が生徒にバルビツール酸系の睡眠薬を与えていたことが発覚したのを受け、中華国際幼児文教聯合総会はこの度、教員による児童への薬物の供与を禁止する旨の声明を公表した。事件の詳細が明らかになり、幼稚園教諭の社会的信頼を取り戻した後、現場での状況に応じて薬物の供与を再開する見通し。
 (圖/自由時報)

フルタイムで働く保護者らによる団体「奇寶媽」は「子どもの未来を共に守ろう」としたオンライン署名活動を展開。18日(日)には新北市政府前広場にて、市政府に対し子どもの保護を訴えるイベントを開催した。当日は炎天下にも関わらず、約1000人が参加。ドレスコードの白い衣服を着用し、政府と社会に対し児童虐待に関する法律の制定、加害者への懲罰を呼び掛け、また民間保育教師の待遇などの問題に取り組むよう声を挙げた。

市政府は市内すべての幼稚園を調査し、違反があれば処罰、改善させることを明言した。

(6月20日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台湾政府による「一律1万元の現金給付案」が実施されるのを前に、13歳以上の未成年については「保護者が…
  2. 王「僕、滑舌が悪いのか、商談してる時に聞き返されることが多いんですよ。『我的口歯不清楚』っと書き書き…
  3. アフリカ豚熱の影響で台中市で豚への生ごみ飼料利用が一時禁止されたことに伴い、処理先を失った生ごみが各…
PAGE TOP