新北市板橋区にある私立の幼稚園で、先頃同園に通う子どもが教師から睡眠薬を与えられていたことが発覚。新北市政府は6月5日(月)、同園に通うすべての子どもに対し検査を実施し、また教育局の張明文・局長はこの件について徹底的に調査し追及することを明らかにした。
(圖/自由時報)
調べによると今年2~4月にかけ、子どもが怒りっぽくなるなど情緒的に不安定だったり、自傷行為をしたりと異常な行動があったため、保護者が子どもに問い質したところ、教師から不審な薬物を与えられていたことがわかった。保護者らはこれを受け警察に通報、また子どもの体内からバルビツール酸系の成分が検出された。
教育局によるとすでに10名の保護者が通報。また当該の教師の受け持ちではない子どもの被害も発覚、単独の犯行ではない可能性があるという。またこの薬は処方薬だが、同園の教師の診断記録では処方箋が見つかっていない。
なおこの件ですでに11人の子どもが退園、さらに54人が検査を希望している。
(6月5日)