一昨年新型コロナウイルスによる合併症で亡くなった新北市の2歳男児・恩恩ちゃんの父親が、市消防局の対応や手順に過失があったとして市長や消防局長、衛生局長を相手取り過失致死で告訴した件で、新北地方検察署は証拠不十分で3人すべてを不起訴とした。また離職した消防局員もこの件で消防局長と衛生局長、消防局災害救護指揮センター主任を告訴したが、同様に不起訴となった。
消防局員は当時の電話音声の録音データを流出させ、TVで音声が使用されたが、この件に関してはすでに自主し起訴猶予処分を受けている。なお恩恩ちゃんの父親は今年2月、1元の国家賠償を求める訴えを起こしており、3月27日に開廷する予定。
(2月24日)