彰化地方検察署は8月16日(火)、Facebook上でカンボジアでの職を斡旋していたグループのリーダーの女ら4人の身柄を確保した。
警察によると、Facebook上で求人情報を見つけ志願した人物の家族から通報があり、桃園空港近くの宿泊施設を捜索、渡航待機中の被害者5人を保護。さらに5人のパスポートやビザの取得手続きに当たっていた詐欺グループのメンバー4人を逮捕した。このグループはこれまでに50人余りを出国させており、1人につき10万元の仲介費を受け取っていたという。
近頃同様の詐欺が多数報告されていることから、桃園市、台中市、雲林県と移民署彰化特務班等は共同で捜査チームを結成。50名の警官を動員し北部・中部・南部で一斉捜査を実施していた。
リーダーの女は41歳で、メンバーは3人の男で21歳、27歳、30歳。逮捕時、数十人の被害者の情報が書かれたノートも押収された。
(8月17日)