中央流行疫病情況指揮センターは3月18日(水)、新型コロナウイルスの感染が国際的に広がっている状況を受け、19日(木)より外国人の入境を禁止することを明らかにした。ただし居留証や外交関係者など特別許可証を所持している者を除く。また19日(木)以降に入境した者は14日間の自宅検疫を義務付ける。これにより、19日(木)の帰国者数が1万人にのぼると想定される。
台湾では国外から帰国した人物に相次いで感染が発覚。同センターでは17日(火)の会見で、日本を含むアジア19カ国、東欧1カ国及びアメリカの3州の渡航警戒レベルを3級の「警告(Warning)」に引き上げていた。
また18日(水)には新たに23人の感染を確認、1日当たりの増加数としてはこれまでで最多となっている。なおうち21人はヨーロッパや中東、アメリカ、東南アジアへの渡航歴があり、海外で感染したものとみられる。
(3月19日)