筆談の落とし穴 vol.9 ~「石頭」は石をも穿つ?~

説明しよう!

「石頭」は中国語で「石、石コロ」という意味である! 「頭」は、名詞の接尾語として用いられる漢字で、この場合は単に名詞形を表すだけで特に意味を持たない。同じく中国語の「木頭」や「舌頭」もそれぞれ、「木」、「舌」を意味する。

会話中、山本さんは王くんの頭があまりにも硬いのでぶつけても何ともなかったと思い、王くんの頭を「石頭(いしあたま)」と古典的に表現しただけだった。しかし一方の王くんはそれを「石のようなタンコブ」と受け取り、実際に腫れてきたことで山本さんの先見の明にビックリしたのだ。王くん、山本さんは預言者でも何でもないぞ。

山本さん! 王くんの頭も普通の硬さだから、頭でレンガやビール瓶を割るビックリ人間企画なんかに参加させないように! さもないと、王くんが病院送りになってしまうぞ!

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