台中市東区で3月29日(火)正午頃、レンガ造りの古民家が倒壊し、階下に駐車していた車両が損壊するという事故があった。居住者は間一髪で難を逃れ、けが人はいなかった。
この建物は築60~80年と推定され老朽化が進んでいた。事故発生時、所有者の男性は2階で眠っていたが、外壁のレンガが剥がれ落ちる音を聞きつけ階下へ降りたところ、5分も経たずに家屋が倒壊した。
所有者によると、倒壊した古民家の隣で新築工事を行っており、この振動が建物構造に影響したと主張。しかし工事現場責任者は先日の大地震によりこの民家の二階部分が沈下した状態にあったことを確認していたという。
(3月29日)