台北市の南港展覧館で「2022スマートシティ・サミット&エキスポ」が3月22日(火)に開幕。このフォーラムへの参加目的で入境した海外からの訪台団のうち3名が新型コロナウイルスに感染していたことがわかった。
中央流行感染症指揮センターによると、感染者は空港到着時のPCR検査を受けておらず、台北市内のホテルにて検査を受け感染が発覚。同センターの陳時中・指揮官は、訪台団は特例措置で入境しており、検査は到着当日であれば空港のほか、搭乗した飛行機の機内またはホテルのいずれかで行うことができると説明した。
これに対し台北市の柯文哲・市長は同日、台北市には第一、第二の関門を設定し再検査も行っているとして「心配ない」と発言。しかしながら連日の新規入境感染例が100人前後と多数であるため「遅かれ早かれ抜け落ちが発生する」と指摘した。
(3月23日)