桃園市亀山区のコンビニで11月21日(日)、スタッフがマスクの着用を促したところ、激高した客に刺殺される事件が発生。これを受け中央流行感染症指揮センターは22日(月)、接客業に従事するスタッフは「自己の安全」を最優先とし、マスクの着用指導は口頭でなく、店頭の貼り紙や録音放送に置き換えるなどし、リスクを回避するよう呼びかけた。
また大手コンビニ4社も同日、以後口頭でマスク着用指導は行わずスタッフの安全を優先、これまで通り警察と協力していくといった方針をそれぞれ発表。22日(月)に行われた同センターの定例会見では、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いてきた中で、実名登録制やマスクの着用などが疎かになってきていることに対し、制度の廃止または指導強化の有無をメディアから問われ、制度は廃止せず将来的には監査施策を導入し自治体の協力を得て管理していくとの方針を示した。
(11月17日)