ところ変わればお誕生会も…?〝空気を読む〟プレゼント
日本では誕生日を迎えた人に対して周りがケーキやプレゼントを用意してお祝いするのが一般的。しかし台湾ではその反対で、誕生日を迎える本人が友人や同僚に食事をおごる。これは日頃の感謝や幸せを周りの方へおすそ分けする意味合いなのだそう。
これが幼稚園の場合どうなるかというと…。誕生日を迎える園児本人(の親)が用意したケーキを園のお友達と一緒に食べ、プレゼントを配って祝うことになるのである。
例えば1クラス15人の場合、自分の誕生日を含め1年に15回ケーキを食べ、プレゼントが配られる計算。内容は家庭に一任されており、よくあるのは文房具セットや簡単なパズルなどのおもちゃやクッキーの詰め合わせ。しかし中にはほかの学年の子たちにも分けられるよう特大サイズのケーキを差し入れる家、トミカなど高価なプレゼントを用意する家と様々。文具は男女別に好きなキャラクターや色のバラエティを揃える、といった気の使いよう! 年度末になるほど贈り物の「ネタ」が尽きてきて、これまたママ友たちは頭を悩ませる。
ちなみに我が家では、ケーキはすでにたくさんいただくので、あえてケーキは用意せず、日本のキャラクターのクッキーやおせんべいを詰め合わせにして用意。同級生全員と教職員、それから他クラスで仲良しの子の分を合わせ毎年35個ほど。ケーキがない分比較的安く済むけれど、それでも1500~2000元ぐらいになる。今年はチビ太の幼稚園最後の年、最後くらいは大きなケーキをご馳走したいと言うチビ太。
誕生日まであと2カ月、さて、母ちゃんどうする!?
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