朝までとことん楽しめる
飲み屋街が連なる林森北路の北、グロリアプリンス裏手にあるバー「フォレスト・サイド」。なんと営業は朝7時まで、基本は「お客さんがいる限り閉めない」というスタンスで「今日は昼まで開けてました(笑)」とオーナーの森脇さんは軽快に笑う。
同店では去年からフードメニューも始めた。中でも「カレーうどん」「カレーライス」(各200元/小、300元/大)は上海の1号店同様、不動の人気。ニンニクを効かせた濃いめの味付けが〆にぴったりで、すでに飲んできた2、3次会利用の客で賑わう。
また「フライドポテト」(120元)や「ソーセージ」(150元)、「枝豆」「ポテチ」(各70元)など、つまみも充実している。
300号記念サービス
今週は、台北ジャピオン創刊300号にちなみ、アルコール類のボトルが300元オフの大盤振る舞い。森脇さん曰く「きっと常連がちゃっかり利用する(笑)」とのこと、森(フォレスト)民はこの機会にぜひ駆け付けていただきたい。
アルコールはウイスキーにブランデー、焼酎、ワインにシャンパンと迷うほどの品揃えだが、近頃人気なのは本格焼酎「泥亀」(180元/杯、1800元/ボトル)。フルーティーな香りの麦に、高級甘藷「紅あずま」と米麹で仕込んだ甘みのある芋。どちらもまろやかなのど越しに定評があり「飲みやすい焼酎」をコンセプトに作られたというのも頷ける。
また、昔ながらのかめ壺仕込みの「明るい農村」や宮崎県産の赤芋「ひむか寿」も新入り。台湾人から人気の高い果実酒は、糖分控えめ「アヤ梅酒」に「シャインマスカット」(各200元)など、こちらもラインナップ豊富。
さらには秘密のルートで仕入れた希少銘柄も潜む。阪神の熱狂ファンの森脇さん、阪神が勝った日にはとりわけうまい酒を楽しもう。
Info
住所 中山区新生北路二段76巷41號
TEL 0909-395-794
営業時間 21時~翌7時
席数 25席
予算 600元~