新北市で公共施設など営業停止 国内の感染源不明事例受け

 侯友宜・新北市長は5月12日(水)午後、緊急記者会見を開き、6月8日(火)までの1カ月間、八大特殊娯楽産業及びネットカフェ、図書館、フィットネスセンターなどを閉鎖することを公布した。新北市内におけるCOVID-19の感染拡大、特に感染源不明の案件増を受けたもの。八大特殊娯楽産業はスナックやキャバレー、カラオケ、サウナなどが含まれる。

 中央流行感染症指揮センターの陳時中・指揮官は同日の定例会見で、台湾全土の警戒レベルが第二級であること、近日中にも第三級に引き上げられる可能性があることを発表。第三級に引き上げられた場合、①外出時は全行程でマスク着用②室内5人以上、屋外10人以上の集会の禁止③公共施設・商業施設の封鎖④クラスター発生場所の封鎖、を行う。

 また公共交通でも全行程で飲食禁止、マスク着用が徹底され、観光地では2平方㍍当たり1人までの制限が設けられる。

(5月12日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台北市内の商業施設で行われたイベントに参加した男性が、9月8日(日)朝、施設内トイレで死亡しているの…
  2. 高雄市に住む27歳の女が、市内の飲食店で無銭飲食を12回繰り返した件で、高雄地方検察署はこの度女を詐…
  3. 花蓮縣にて9月10日(火)、観光業に関する座談会が行われ、この席上で関連業者らが現在の苦境を訴え、陳…
PAGE TOP